ちょっとしたおはなし。



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最後の頁をめくれば
category:色彩
07/12/11 改訂版





はっとして沙織は顔を上げた。ざわついている教室。チャイムの余韻。消され始める黒板。
(――っ、しまった…)
 どうやら寝てしまっていたらしい。手元のノートを見ると、左上にちょこっと何か書いてあるものの、途中からミミズがのたくったような文字になっている。相当始めの方から力尽きていたようだ。
(あー…来週から中間なのに…)
 真っ白なノートにがっくりと肩を落とす。苦手な日本史だけにこれはかなりの痛手だ。誰かに見せてもらおう。そう思って教室を見渡すと、斜め後ろにいた川島と目が合った。

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